GONDOLA PASTEL

ゴンドラパステルは、日本で初めて製造されたパステルであり、国内唯一のソフトパステル専門メーカーです。1919年から100年以上、手作業で作られ続けているパステルは日本の光を描く画家達に愛されております。

パステルは他の絵の具などと異なり、混色が難しいという特徴があります。そのため、描きたい色を自由に表現するためには多色のパステルが必要となるのです。ゴンドラパステルでは、日本ならではの美しい色彩を十分に表現できるよう、242色のパステルを製造しております。

PRODUCT LINEUP

欲しい色を、欲しいだけ

単色

ゴンドラパステルでは、全242色すべての色を単色でも販売しております。無くなった色の補充はもちろん、用途・目的に合わせて色を揃えることができます。

初めてのパステルとして

36色 / 48色

初めてパステルを使ってみようと思われた方におすすめです。基本的な色合いや使いやすい色を選んだパッケージになっています。

豊かな色表現を手に

66色 / 100色

各色のバリエーションが多く、表現の幅が広がることでしょう。静物画や風景画だけでなく、イメージを色で表したい時にも適してます。

深くその魅力を感じる

150色 / 242色

色数が多い分、写生の際に見たとおりの色を混色せずに描くことができ、また微妙な色の違いを同系色のなかから選び取ることが可能になります。

商品のご購入

ゴンドラパステル及び、京色パステルは、全国の画材店又はECサイトにてご購入いただけます。主な取り扱い店へはこちらのリンクよりアクセスいただけます。

京都市のふるさと納税返礼品にも選定されており、各ふるさとの納税サイトより申し込みいただけます。

COLOR CHARTS

パステルは他の絵の具などと異なり、混色が難しいという特徴から描きたい色を自由に表現するためには多色のパステルが必要となります。

ゴンドラパステルでは、日本ならではの美しい色彩を十分に表現できるよう、242色のパステルを製造しております。※色表をクリックすると拡大します。

※各パステルの色は基準色であり,製造ロットにより色の差異がある場合があります。また、ディスプレイに表示される色は実物のパステルとは異なる場合があります。

使用顔料

PRODUCT DETAILS

色について

創業者の間は色づくりに関して独自の考えを持っていました。「日本人は青や赤に関しては意識が甘い。しかし緑と鼠色に対しての感度が高い。つまり描く側の意識がそれらの色にあるのだから、それがそのままつくる側の意識になる」と、常々言っていたと伝わっています。また他のメーカーとは異なり、ゴンドラパステルでは白と黒の二種類のみを無彩色として製造し、その間の灰色には意識して色味を加えています。「百鼠」と言われ、微妙な色の変化を楽しんできた日本の伝統文化の影響ともいえます。

加えて、一般的なパステルの製造では、基本の色を作り、それをベースにして諧調を作っていくという方法が多く採られています。しかし、単純にグラデーションをつけていくだけでは、既存のパステルの色合いに満足していない矢崎の要望に応えるのは難しいと考えたのでしょう。間は、一色一色、異なった顔料の混色を行いました。フランス製のパステルに学びながら、繊細な色の識別を得意とする日本人に向けて試行錯誤したことを彷彿させる色見本帖や何度もパステルの試作をした紙片が残されています。

現在は、規制等で顔料の仕様が変化しました。時代に応じたマイナーチェンジを積み重ねざるをえませんが、顔料の素材や配合が変わっても、当時の色の強さをもったパステルの製造を続けています。

描き味について

18世紀にパステルによって描かれた肖像画は、タッチをほとんど残さず、繊細な色彩美を発揮しています。そういったパステルの色の粒子を丁寧に用紙に塗り込めていくという画法が用いられる場合は「ベルベットのような質感を生み出す」と評されるように、パステルは多少脆くても柔らかいことが求められます。

一方で、パステルは線描にも用いることができます。エドガー・ドガ(1834〜1917)は「私は線を用いる色彩画家」と自称しましたし、パステルでその場の光景を写し取る「色の速写」を探究した矢崎は、色を塗るのではなく「色で描く」と言い表しました。パステルで描くということは、色で描くドゥローイングだという現代の画家もいます。

当社のパステルは、「形」と「色」を一気に表現する「色の速写」に適していますので、描線と着彩の両方に応用自在。タッチをいかすことができ、かつ着色にも優れた柔軟性に富んだ品質となっています。

形態について

通常のパステルの長さは7〜8㎝くらいあり、紙が巻かれています。紙はメーカー名や色番号等を表記するとともに、指先の汚れや折れを防止する役割があります。しかし、矢崎は常々、パステルに巻かれている紙は不要だと思っていました。なぜなら、彼は紙を破ってパステルを適度な長さに折り、パステルを寝かして側面を使うことも多く、汚れた指先は布で拭えば何の問題もなかったからです。

当社のパステルは2㎝ほどで紙を巻いていません。短いサイズのパステルはさまざまなタッチを描くことができ、紙を巻かなくても一定の強度が保たれます。また、戸外写生に適合しています。矢崎が「携帯用であるから目方と容積は少しも無駄のない切りつめたものでなければならない」といったとおり、通常の3分の1のサイズにすれば、同じ嵩と重さで3倍の色数を持ち歩くことができます。そして、少しでも軽いようにと創業当初より桐箱(きりばこ)に詰めて販売しています。

お問い合わせ

よくあるご質問(FAQ)も掲載しておりますので、そちらもご活用ください。

※商品自体の不具合(割れ、色誤り等)はご購入いただきました販売店へお問い合わせください。

お問い合わせありがとうございます。受付が完了しております。
内容を確認し、入力いただきましたEmail宛に返信をさせていただきます。
申し訳ありません。
エラー発生のため、問い合わせを受付できませんでした。

HOW TO USE

ゴンドラパステルをご購入頂き、ありがとうございます。本製品をより良く、また安全にお使いいただくための情報を掲載しております。

SEE MORE
ご使用時の注意

製造において一切の有害物質が含まれないよう管理しておりますが、安全のため以下の点にご注意ください。

  • ご使用時はマスクを着用してください
  • 口や目には入れないでください
  • ご使用後は手をよく洗ってください
  • 子供の手の届かないところに保管してください